“氣”とは何だろう35(本山博編)

本山博先生の『気の流れの測定・診断と治療』に興味を持ったのは、”気とは何だろう9”で勉強させて頂いた湯浅泰雄先生の『気とは何か』という著書の中で紹介されていたためです。

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『カリフォルニア人間科学研究所は、創設者であり初代学長である本山宏博士の理念と哲学に深く根ざしています。本山博士の生涯は、宗教、精神性、そして科学から得られる洞察を調和させ、統合する、新たな統合的世界観の出現の基盤を築くことに向けられていました。』 

 

著者:本山博

発行:1985年6月

出版:宗教心理出版

 

本書の「経絡の本質と気の流れ」の“序”の中に以下の記述があります。

●『BP[Before Polarization:分極前電流]は真皮結合組織内の物理化学的性状を示すパラメーターであり、この真皮結合組織こそが経絡であるらしいことを明らかにした。』

●『経絡内の気エネルギーの流れとは、一種の物理化学的エネルギー、つまり一種の活動電流であること、それの速度はおおよそ4cm~50cm/secであり、BPのような2mを0.1μsec以下で走る非常に速い電気現象とも違うし、50cm~100m/secの速度で走る神経インパルスよりも遅くそれとも違うことを示し、個人差が大きく、同一人物でも日時によって上記の枠内であってもかなり変動する性質をもつことを明らかにした。これより、経絡機能は個人差が大きく、日時によってかなり変動することが明らかである。』


一方、本書の内容は専門性が高く理解することはできませんでした。そこで、「経絡の本質と気の流れ」の第Ⅲ章 考察と結論の内容をご紹介させて頂きます。なお、BP、AP、IQ、TCとは以下のようなものです。

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目次

経絡の証明とBP、AP、IQ、TCの電気生理学的意味

Ⅰ章 皮膚電気現象の二種

Ⅱ章 経絡の存在証明

Ⅲ章 本山式AMIによる測定で得られるデータとその意味

Ⅳ章 BP、AP、TC、IQの性質と意味を、46人各人の平均値の度数分布と標準偏差についての考察に基づいて考える

Ⅴ章 診断の実例

経絡の本質と気の流れ

Ⅰ章 BPは経絡機能のパラメーターである。真皮結合識は経絡ではなかろうか

Ⅱ章 経絡の気の流れの速さと方向性について

Ⅲ章 考察と結論

診断のための基準

Ⅰ章 三つの共通基準値のうち、何れが経絡機能の診断に最適か

Ⅱ章 個人内基準とその有効性について

全身についての診断法

針の効果テストと治療法

Ⅰ章 針の効果テスト

Ⅱ章 針の効果テストデータの分析、考察と治療法について―BPについて―

Ⅲ章 治療法について

付録Ⅰ 4種類の異常経絡での三つのパラメーターの分析と、それらの諸性質の解明 ―気エネルギーのバランスをいかにして改善するか―

Ⅰ章 BPについて

Ⅱ章 APについて

Ⅲ章 IQについて

Ⅳ章 考察

Ⅴ章 全体のまとめ

付録Ⅱ 耳鼻咽喉科の症例におけるAMIデータの解析(鼻アレルギーはどの経絡の異常と関係があるか)

付録Ⅲ 附子の経絡への影響

付録Ⅳ AMIデータのグラフ化

経絡の本質と気の流れ

Ⅲ章 考察と結論

(Ⅰ)Ⅰ章を通じて明らかになったこと、及びそれらについての考察と結論

(1)BPの値は真皮結合織内を流れる電気エネルギーのパラメーター

BPの値は、真皮結合織内を流れる電気エネルギーの測定値であることが、表皮剥離実験、絶縁針による表皮-表皮、表皮-真皮、真皮-真皮、皮下組織-皮下組織をそれぞれつないだ実験等によって明らかとなった。

(2)BPの値は経絡の状況を示すパラメーターであり、真皮結合織が経絡に相当する

真皮結合識内を流れる電気エネルギーのパラメーターであるBPの値のみが、AP、IQ、TC等と違って、陰陽関係にある1対の経絡間で、[陰経の値>陽経の値]の関係を示す。このことはBPの値が経絡と密接な関係にあることを示す。而してBPの流れる場所は、真皮結合織内である。従って、真皮結合織内が経絡にあたることが推測される。BPの値は、陰陽関係にある1対の経絡間で[陰経の値>陽経の値]を示すように、経絡の状態を示すパラメーターであると言えよう。

(3)BPの値に影響を与える真皮結合織内の諸因子

真皮の大部分は結合織である。この真皮結合組織は電解質の貯水池であり、真皮結合織内のヒアルロン酸の性状が、Na⁺等の電解質の分布や水分代謝と密接な関係にあり、相互に影響しあう。而して真皮結合織内の水分の分布、電解質の分布の変化は、BPの値に影響を与えるものである。これらの水、電解質の分布や代謝に影響を与えるヒアルロン酸は、水分や電解質とともにBPの値に影響を与えるものであることがわかる。

(4)BPの本質は真皮結合織内のイオンの流れではなく、電気エネルギー伝達による流れであり、BPの値は経絡にあたる真皮結合織の性状を示すパラメーターである

井穴の関電極と手首の不関電極間に3Vをかけた時、両電極間約20cmの距離におけるNa⁺イオンの移動速度は0.000078cm/secである。ところがBPの流れの速度は約2mを0.1μsec以下の瞬時に通過する速さである。BPの流れはイオンの移動によるものでないことは明白である。BPの流れの本質は、次のようなものと考えらえる。真皮結合織内のヒアルロン酸、コラーゲン線維network等が綜合的にもつ負電位と、結合織礎質内にあるNa⁺、K⁺等のカチオンの正電位との間に、一種の電気的勾配がある。この電気的勾配をつくるこれらの物理化学的諸物質、諸イオン、及びそこにあるその他の諸物質が、表皮を通じて外部から電圧をかけられ、電気的エネルギーを加えられると、それぞれの場所であまり動くことなく、加えられた電気エネルギーを次々と伝達してゆく微細なエネルギー伝達を起こし、これによって、加えられた電気エネルギーはおおよそ電波に近い速さで伝わってゆく。これがBPの流れの本質ではなかろうか。

ところで、加えられた電気エネルギーを伝達する、経絡にあたる真皮結合織を構成する物理化学的諸物質の性質、状態、分布に変化が生ずると、当然電気エネルギーの伝達の量、速度に変化が生じ、BPの値に変化が生ずる。従ってBPの値は、経絡にあたる真皮結合織の性状を示すパラメーターであると考えられる。

上のところで一種の電気(位)的勾配があると言ったが、陰経と陽経ではこの電位的勾配が逆向きになっていて、それぞれ一定方向、つまり陰経では下から上へ、陽経では上から下へ流れやすくなっているのであろうか。

(Ⅱ)Ⅱ章を通じて明らかになったこと、及びそれらについての考察と結論

(1)神経性GSR[Galvanic Skin Response]と経絡反応の相違

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GSRは、汗腺を効果器として生ずる交感神経性の電位反応である。GSRでは、神経内を活動電流の形で流れる神経インパルスによって、全身の汗腺がほとんど同時に興奮し、同一パターンで皮膚電気反射を生ぜしめる。

これに対し経絡反応は、反応速度がGSRより遅く、かつ全身的同時的でなく、ある経絡あるいはそれに関連ある諸経絡でのみ生ずる局所的なものである。反応パターンもGSRのように同一的なものでなく、各経穴によって反応パターン違う。例えばある経絡のある経穴に刺戟を与えて、その経絡と、それと陰陽関係にある経絡上に電気的反応(経絡反応)が生ずる時、両経絡上の諸経絡での反応パターンが違うばかりでなく、二つの経絡での反応時間にもズレがある。つまり一つの経絡での反応開始が他の経絡のそれよりも何秒か、何分の1秒か早く生ずる。更に一方の経絡が陰経であり、他方の経絡が陽経である場合、反応の進む方向が逆であることが確かめられた。これは陰経では気のエネルギーは下から上へ、陽経では上から下へと流れるという古来の説と一致するものであった。

次に経絡反応のもう一つの特徴として考えられるのは、経絡反応では、経絡上のすべての点で電気反応が生ずるのではなく、井穴とか、兪穴、募穴という、経絡の始点とか終点にあたる経穴ではよく電気反応が現われ、経絡上の途中の経穴ではあまり現われないということである。これは井穴や兪穴、募穴には経絡の気のエネルギーが集まりやすく、電気反応としても捉えられやすいということであろう。

(2)気の流れの知覚と電気的反応の有無

気の流れが知覚されても、そこで電気的反応が生ずる場合と、生じない場合がある。それはどうしてだろうか。その前に、経絡敏感人とは何かについて考えてみよう。

経絡つまり真皮結合織の内およびその周辺には、交感神経と混合神経をなす知覚神経が分布しており、経絡敏感人とは、真皮結合織内(経絡内)における電気化学的エネルギーの変化と流れを、上の知覚神経によって敏感に知覚しうる人であると考えられる。

気の流れ(つまり真皮結合織内の電気化学的エネルギーの変化、流れ)がこれらの経絡敏感人によって知覚されても、EEG[Electroencephalogram:脳波検査]によって電気的反応として捉えられないのは、経絡内を流れる電気化学的エネルギーが弱少で、敏感人には知覚されるがEEGの測定感度では捉えられないためであろう。経絡敏感人も、気の流れが強大であると知覚しやすいという。実際その場合は、電気的反応としてもEEGで捉えられる場合が多い。

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ご参考:“経絡敏感人について教えてください

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(3)気の流れの知覚部位と電気的反応部位とが一致する場合

肺経の原穴、太淵に電気刺激を与えて井穴のところに気の流れを感じると言うとき、EEGでも井穴、原穴等で電気反応を記録している。これは気の流れの知覚と電気的反応現象部位が一致しているケースである。

(4)気の流れの知覚部位と電気反応部位の相違するケース

例えば肺経の中府に挿針、電気刺戟を与えると、中府及び胸のあたりに気の流れを知覚するのに、電気反応は肺経の井穴(第1指尖端部、肺経の終点)で生ずる場合が多い。これはどうしてであろうか、経絡反応のところで述べたことを思い出して戴きたい。ある経絡の原穴等に刺戟を与えると、井穴や兪穴、募穴ではよく電気反応を生ずるが、途中の点では電気反応が生じないということである。これは同一経絡内では、気エネルギーは井穴や兪穴、募穴で集まり強大になり、かつ皮膚の表面に現われやすいのであろう。上記の例では、中府に挿針、刺戟したにもかわらず、そこでは気の流れの知覚のみで電気的反応が現われず、井穴でのみ電気的反応が現われている。これは井穴、兪穴、募穴の3点のうちでも特に井穴で電気的反応が現われやすいことを示すのであろう。

(5)身体の異常部位に気が集まりやすい

身体のどの経絡のどの経穴を刺戟しても、刺戟された経絡内に増強された気エネルギーは、その経絡から異常な箇所と関連している経絡に転送され、異常個所に十分気エネルギーを充たした後、元の経絡に戻ってきて流れる。これは異常個所に気エネルギー(生命力)を集中してそれを治癒せしめるために生ずる、自然治癒現象の一つの現われであるように思われる。

(6)知覚される気エネルギーは物理化学的エネルギーである

経絡敏感人が経絡にあたる真皮結合識内およびその周囲にある知覚神経によって経絡内の気のエネルギーの流れ知覚する場合、神経に知覚を生ぜしめるものはやはり一種の物理化学的エネルギーである。従って気の本質が、たとえ非物理的なエネルギーあるとしても、敏感人によって知覚され、EEGによって捉えられる限りでは、一種の物理化学的エネルギーあるいは活動電位であると言わざるをえない。

(7)経絡系、気エネルギーをコントロールする高位中枢とは

経絡にあたる真皮結合識内を流れる物理化学的エネルギー(気エネルギー)をコントロールする高位中枢は、どこにあるのだろうか。真皮結合識内およびその周囲に分布する知覚神経は、交感神経との混合神経である。経絡敏感人真皮結合識内を流れる物理化学的エネルギーを知覚神経によって知覚しうるのであろう。その場合、経絡系気エネルギーは、脊髄神経系の知覚神経でその状況を捉えられ、その信号が求心的に脳内の高位中枢に達し、その高位中枢およびそれと関連ある脳内の高位中枢(自律神経中枢を含む)によってその状況についての綜合判断がなされ、遠心的に経絡系気エネルギーの全体をコントロールする信号インパルスが12経絡に送られ、経絡系全体がバランスよく機能しうるとも考えられるが、一般人は気エネルギーを知覚しえない。しかし一般人においては、上記のエネルギーは何らかの形で無意識に自動的、自律的にコントロールされているものと推測される。その場合考えられることは、真皮結合識内およびその周囲に分布する混合神経の内の交感神経の知覚神経によってまず反射的無意識的に各経絡内でのエネルギーの流れの状態が捉えられ、その信号が求心性に脳内にある自律神経の高位中枢に送られ、そこか、またはそこと連絡しているより高位の中枢で綜合判断が下され遠心性にインパルスが送られ、それによって12経絡等のすべての経絡系の気エネルギーの状態をコントロールし、経絡系全体のバランスをとっていることが考えられる。

このように考えながら、心の片隅で、果たして真皮結合識内の気の流れ―これは主として真皮結合識内礎質液(体液)の中を流れるものと考えられるから、体液の流れとも大いに関係が深い―、体液の流れが神経系だけで完全にコントロールできるのだろうかと思うのである。気の流れ、体液の流れは、神経的コントロールのほかに、物理化学的次元でのエネルギー、体液、イオン等の移動をコントロールする法則によっても必然的にコントロールされているのではなかろうか、例えば経絡の機能状況を示すものであるBPの流れの速度は、神経インパルスが遠く及ばない電波に近い速度で生ずる物理化学的現象である。従ってこれは神経によって支配されえない。しかし真皮結合識内の物理化学的物質の分布、性状によって直接に影響され、コントロールされている。これと同様に、経絡系の気エネルギー、体液の流れは、物理化学的次元の法則によっても直接コントロールされていると思われる。

(8)気の流れの速度

電気現象として捉えられた気の流れの速度は、特別な1例を除いておおよそ12.5㎝/sec~43㎝/secの間にある。ただしこの経絡の気の流れの速度は、上記の枠内においてではあっても、同一人の同じ経絡でも、日、時によって絶えず変化している。気の流れの速度は個人差が大きい。

以上のことは、経絡の機能は日、時によってnormalな限界内においてではあっても、絶えず変化していることが考えられる。また、個人差が大きいことも考えられる。

(9)気の流れの速度と順向、逆向

気の流れが経絡の内を順向する、つまり陰経では下から上へ、陽経では上から下へ流れる時は速く、逆向つまり陰経では上から下へ、陽経では下から上へ流れる時は遅い。

(10)経絡の虚、実と気の流れ

虚の経絡では気の流れが遅い(3.9~4㎝/sec)。実の経絡では気の流れが速い(50㎝/sec)。これは虚の経路つまり真皮結合織では、気の流れ=物理化学的エネルギー、一種の活動電位を流す物理化学的条件が悪いということであり、実の経絡では条件がいいということであろう。

(11)知覚される気エネルギーと電気反応としての気エネルギーの速度の相違

電気反応としてEEGによって捉えられる気エネルギーの速度の方が12.5㎝~16.7㎝~20.4㎝~21㎝~43㎝/sce、平均22.7㎝/sce、平均15.4㎝/secである。全体的にみて、電気反応として現われる気エネルギーの速度の方が、知覚される気エネルギーの速度より速い。これは電気反応として現われる場合の気エネルギーは、知覚される気エネルギーより強大で速いということであろう。

(12)気の流れの速度と神経インパルスの速度との比較

気の流れの速度は、電気に敏感な1人の被験者を除いて、通常3.7㎝~50㎝/secである。これに対し神経インパルスの流れは速度50㎝~100m/secであり、気の流れの速度よりはるかに速い。この速度の相違は、経絡と神経とが異なった系であることを示す。

(13)BPの速度と気の流れの速度の比較、BPとは経絡の物理化学的状態を示すパラメーター

Ⅱ章の、気の流れの速度に関する実験から、経絡中の中の気の流れの速度は3.7㎝~50㎝/secであることが明らかとなったが、BPの速度は約2mを0.1μsec以下で通過する非常に速い電気現象であり、BPは気の流れとは全然違ったFactorのパラメーターであることがわかる。一体何のパラメーターであろうか。既に今までのところで考えたように、BPは真皮結合識内の物理化学的状態、つまりコラーゲン線維のnetwork、ヒアルロン酸、礎質内の水分の分布、Na⁺、K⁺、CI⁻、Mg⁺等の無機イオンの分布、それらのもつ電気的勾配等によって、BPはその値を左右される。つまりBPは真皮結合識内の物理化学的性状を示すパラメーターなのである。換言すると、経絡の物理化学次元での状況を示すパラメーターである。

(14)気の流れの方向

気エネルギーが経絡に沿うて流れるのが、経絡敏感人によって知覚されたり、針の響きとして知覚されたりする。電気反応としてもEEGによって捉えられるが、その際経絡の中を順向する場合もあり、逆向する場合もある。このことは、気エネルギーは古来から言われているように、陰経では下から上へ、陽経では上から下へ必ず流れるとは限らないことを示す。

(15)気のエネルギーの知覚、針の響きの知覚は必ずしも経絡に沿うて起きるとは限らない

経絡敏感人は、気のエネルギーの流れ、針の響きを経絡に沿うて感ずる場合も多いが、全く飛びとびに「首の所→臍→鼠蹊部→左耳」というふうに感ずる場合も多い。Y.O.(男性)の場合はこのようなケースが多かった。どうしてこのように気のエネルギーを飛びとびに感ずるのか。これらの気エネルギーの感知点の間には、何か必然的なメカニズムがあるのであろうが、今のところよく解らない。しかし12経絡だ8奇脈だと言って経絡を理解している我々に、経絡とはそんな単純なものではないことを示唆しているように思えてならない。

(16)三陰三陽関係の実在

肺(手の太陰経)―脾(足の太陰経)のような三陰三陽関係にある二つの経絡間では、針の響きあるいは電気反応が相互に伝わり、両経が密接な関係にあることを示す。

(17)陰陽の実在

陰陽関係にある二つの経絡、例えば心包経と三焦経で心包経の原穴(大陵)に挿針すると、心包経ではなく、まず三焦経に電気反応が出、少し遅れて心包経に反応が出た例は、この両経に陰陽関係のあることを示唆している。

感想

今回、本山博先生の『気の流れの測定・診断と治療』という著書を拝読させて頂き、本山先生が経絡であるとされている“真皮結合組織”と私が“経絡≒ファシア”と考えるファシアとは異なるものであることが理解できました。

ただし、以下のような見解もあるようです。こちらはAI(Perplexity)の回答結果です。

ご参考:“本山博先生の真皮結合識は真皮のことですか、それとも真皮の直下の皮下組織も含みますか” 

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本山博先生の真皮結合識は真皮のことですが.pdf
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結論には次のようなことが書かれています。

『本山博先生の「真皮結合織」は、主に「真皮」層を指しており、特に真皮層内の結合組織とその中を流れる間質液(水、体液)に焦点を当てています。しかし、「生体全体の結合織」という記述から、経絡のネットワークとしては真皮だけでなく、皮下組織を含む体全体の結合組織にも広がっていると考えられます。したがって、本山先生の経絡理論における基本的な構造は真皮層にありますが、経絡系全体としては皮下組織も含む広範なネットワークを想定していると解釈するのが妥当でしょう。

なお、真皮は結合織ですが、次のような特徴をもっています。

『真皮は結合組織に含まれます。真皮は表皮の下に位置し、主に線維芽細胞、マクロファージ、マスト細胞などの細胞成分と、コラーゲン、エラスチン、レチクリンなどの線維成分、プロテオグリカンなどの基質から構成されています。これらの成分は皮膚の弾力や強度を支える役割を果たしています。真皮は乳頭層、乳頭下層、網状層の3層からなる結合組織であり、特に網状層は線維成分が密集している強靭な組織です。』

ご参考:“ファシアには真皮は含まれますか” 

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ファシアには真皮は含まれますか.pdf
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ご参考:“皮下組織とは浅筋膜のことですか” 

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皮下組織とは浅筋膜のことですか.pdf
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私が“経絡≒ファシア”と考える最大の理由は、経絡と内臓の関係は東洋医学の核心であり、ファシアは表層の筋膜などだけでなく、内部の深層にある内臓を包む膜でもあるためです。

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また、本山先生の「間質液」に対するお考えは非常に興味があり、ファシアと間質液との関係性について調べてみました。続いて「気」に関しては間質液と電磁波との関係を調べてみました。

画像出展:「AI(Perplexity Pro)が作成」

 

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ご参考:“ファシアと間質液の関係について教えてください” 

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ファシアと間質液の関係について教えてください.pdf
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