前回の「がんと自然治癒力6」の『チャイナ・スタディ』では、発がん性において最も注意すべきは動物性タンパク、特に「カゼイン(牛乳タンパク)」ということを学びました。
そこで、寄り道になってしまいますが、動物性タンパクについてもう少し知りたいと思い、ジョエル・ファーマン(Joel Fuhrman)という先生の著書である『スーパー免疫力』を拝読させて頂くことにしました。なお、翻訳はテレビなどにも出演されている順天堂大学大学院教授の白澤卓二先生によるものとなっています。
当初の予定の『思考のすごい力』は次回とさせて頂きます。
出版:日本文芸社
初版発行:2011年11月30日
こちらは原書です。
初版発行は2011年9月20日なので、日本語版は約2か月後に発行されたということになります。
こちらはファーマン先生のサイトです(英語)。
この本は次の7つの章に分かれています。
1.今日からはじめる「健康革命」! 驚異の「スーパー免疫力」で100歳まで元気に!
2.あなたの「免疫力」が2倍にも3倍にも! 老化に歯止めをかけ、がんを80%も防ぐ「スーパー免疫力」!
3.間違いだらけの「医療常識」!
4.「スーパー免疫力」を作る すばらしい「スーパーフード」たち
5.「スーパー免疫力」を作る 健康的な「炭水化物・脂質・タンパク質」
6.今日からはじめる「スーパー免疫力」生活 100歳まで「病気を寄せつけない」賢い食べかた
7.微量栄養素がたっぷり摂れる 「スーパー免疫力」を作る2週間メニュー&レシピ
ブログでは5章の中から、タンパク質に関する項目(太字)を本書の内容通りにお伝えしています。なお、5章の目次は次の通りです。
5.「スーパー免疫力」を作る 健康的な「炭水化物・脂質・タンパク質」
数々の奇跡を起こしているファーマン博士の「健康方程式」
間違いだらけの「カロリー」常識
食事の質を決めるのは「色とりどりの野菜」の量
GL値が高い食事ほど糖尿病、心臓病、がん全般
健康によい「天然炭水化物」も加工されると値が落ちる
「死を招く白」
「高脂肪食品」を賢く使う
「地中海料理は健康によい」の本当の理由
ナッツ類を食べる人ほど「スリム」で「シャープ」
誤解だらけの「タンパク質信仰」
必要以上のタンパク質は脂肪に変わる
骨密度や筋肉を増強するのはタンパク質でなく「運動」
大豆は「動物性タンパク」に最も近い
「スーパー免疫力」は動物性タンパク質を減らすことから
「スーパー免疫力」をつける5つのルール
加工食品、動物性食品は総カロリーの10%未満に抑える
「スーパーフード」ベスト30の栄養素密度スコア
「スーパー免疫力」をサポートし、がんから身を守る超ヘルシーな食べ方
※GL値(グリセミック・インデックス):食品ごとの血糖値の上昇度合いをみる数値。
こちらの図は大阪府藤井寺市にある『池田医院』さまから拝借しました。
ご参考(本書の41ページ、64ページに掲載されていた図です)
●誤解だらけの「タンパク質信仰」
私たちの社会は誤った情報を植えつけられ、タンパク質信仰が根づいています。現実と虚構をしっかり区別する目を持ち、自分たちに一番適したタンパク質供給源を選び出す必要があります。
動物性タンパク質vs植物性タンパク質
過去70年以上にわたってアメリカの大多数の学校教育で使われている栄養関連の教材は、精肉・乳製品・鶏卵産業から「無料配布」されたものです。これらの業界が巧みにロビー活動をして政府を動かし、自分たちのよい法律や補助金を勝ち取りました。そうして、すべての子どもたちが商業的プロパガンダを吹き込まれることになったのです。
業界は、適切な栄養状態を得るには、肉、乳製品、卵が欠かせないという誤った観念を刷り込んできました。その結果、私たちは誤った危険な情報を植えつけられてしまいました。
大半のアメリカ人が、毎日必要以上のタンパク質を摂っています。平均的なアメリカ人は1日の所要量より5割多い100グラム以上のタンパク質を摂っています。それでいてなおかつ、あまりにも多くの人がタンパク質をさらに補給しようと一生懸命です。運動選手、フィットネス愛好家、ボディビルダー、ダイエットする人、そして過体重の人までがプロテインパウダー、プロテイン飲料、栄養バーなどに飛びついています。
目指すところは、動物性食品を控え、動物性タンパク質を減らし、植物性タンパク質を増やすことです。
たしかに、常に激しい運動をするなど特別なライフスタイルの人は、タンパク質を多めに必要とするでしょう。たとえば高負荷のトレーニングや耐久性のトレーニングは筋肉を損傷し、タンパク質の分解を起こすので、修復・増加のために余分なタンパク質が必要になります。しかしタンパク質の必要量は、運動によるカロリー消費と比例するものです。運動によって食欲が増強し、その分摂取カロリーもタンパク質も自然に増えます。
激しい運動でも余分に必要になったタンパク質を、野菜、全粒穀物、豆類、種子類、ナッツ類など、自然の植物性食品で補えば、ちょうど必要になった分だけを補給できるのです。
野菜、ナッツ類、種子類、豆類、全粒穀物を平均的なバランスで摂ると、1000カロリー当たり、約50グラムのタンパク質が供給されます。
タンパク質が5割を占める緑色野菜を摂れば、「スーパー免疫力」と抗がん作用もセットでついてくることを忘れないでください。
通常よりよけいなカロリーをヘルシーな植物性食品から摂れば、タンパク質だけでなく、多種多様の抗酸化物質も供給され、運動でよけいに発生したフリーラジカルから身を守ることもできます。自然の摂理とは、よくできたものです。いくつかの食品を例にとってカロリーとタンパク質含有量を記しましたのでご覧ください。
画像出展:「スーパー免疫力」
●必要以上のタンパク質は脂肪に変わる
人体が1週間で増加できる筋肉量は、最高で約450グラムです。これが、筋肉の繊維がタンパク質を筋肉に変える上限ということです。それ以上のタンパク質は脂肪に変わってしまいます。運動選手はからだを動かさない人に比べ、多くのタンパク質を必要としますが、その分を食事で補給するのは簡単です。プロテインのサプリメントは、お金のムダであると同時に不健康です。
タンパク質、特に動物性タンパク質をからだが必要としている以上に摂取することは、あなどれない問題です。老化を早め、大きな悪影響をおよぼすのです。
使われないタンパク質は体内でタンパク質として蓄えられるのではなく、脂肪として蓄えられるか、腎臓を経由して排泄されます。余分な窒素を尿で排出すると、骨からカルシウムその他のミネラルが浸出され、腎臓結石の原因となります。
野菜はアルカリ性ですが、動物性食品は酸性のため、胃で消化される際に非常に多くの塩酸が必要になります。高タンパクの食事をしたあとは血液も酸性になるので、からだはそれを中和するために酸-塩基反応を起こします。このときに骨が犠牲になるのです。
中和するために必要なカルシウムやリン酸などのミネラルが骨から溶け出します。これが、骨粗しょう症につながる骨量の減少の最初のステップです。これに塩分の摂りすぎが重なると、さらに骨量の減少に拍車がかかります。このように骨代謝回転が過剰に促されると骨の破壊と再形成が過剰に行われ、骨粗しょう症や他の組織でのカルシウムの蓄積につながります。
●骨密度や筋肉を増強するのはタンパク質でなく「運動」
骨密度や筋肉を増強させるのは、タンパク質補給ではなく運動です。動物性食品の過剰摂取によって人為的に増強を促せば、BMI値(身長に対する体重の比率―体格指数。体脂肪率とも呼ばれる。脂肪と筋肉の区別は表れない)はある程度上がるかもしれませんが、同時に脂肪も増えます。高BMI値は、たとえばほとんどが筋肉量であっても、早死に関与しているのでくれぐれも注意してください。
体格のいいフットボール選手は、心臓死のリスクが一般人の2倍で、多くが55歳前に死亡しているのです。1964年のオリンピックに出場した東ドイツの選手600人余りのうち、現在でも生きているのは10人以下であるという事実もあります。
このようなことをふまえると、筋肉の増強をサプリメントやステロイドで促すのは賢明ではないようです。過剰なBMIは、たとえ高タンパクの動物性食品を食べて筋肉量が増加したものであれ、心臓発作やその他の疾患のリスク因子なのです。
健康レベルは、サイズで評価するものではありません。重篤な病気に対する抵抗力、長寿の可能性、高齢期での活力や運動能力の維持、といった要素がより大切です。健康促進のための運動や食事を考えるとき、目標に据えるべきは、動物性食品、動物性タンパク質の摂取を増やすのではなく、減らすことです。
タンパク質の逆説
「インスリン様成長因子1」(IGF‐1)と呼ばれるホルモンは、胎児や子どもの成長を促すのに重要な役割を担うものですが、成人のからだでは同化作用(からだを作る)を発揮します。
IGF‐1の生成は、生物価の高いタンパク質、つまり成長を最大限に促すすべての必須アミノ酸を含むタンパク質を摂ることによって促されます。これに価するのが動物性食品に含まれるタンパク質で、生物価がとても高いです。おろかにも、動物性タンパク質を多く摂って少しでも大きくなろうと躍起になっている私たちの社会では、みなIGF‐1レベルが高いのです。
IGF‐1の生成は主に肝臓で行われ、「下垂体成長ホルモン」(GH)と呼ばれる物質によって促されます。IGF‐1は、脳の発達、筋肉と骨の成長、性成熟において重要な役割を果たします。IGF‐1のレベルが最も高くなるのは、からだが急激に成長し、性成熟が進む思春期です。
しかし問題は、現代の高動物性タンパク質によるIGF‐1の上昇が、がんに関与していることです。実は現代社会の高いがん発生に大きく関与しているのが、この物質だといわれているのです。
●大豆は「動物性タンパク」に最も近い
植物性タンパク質のなかで必須アミノ酸が最も「揃っている」、つまり最も動物性タンパク質に近いのは大豆といわれています。大豆には、必須アミノ酸が他の植物性食品より多く含まれているのです。動物性タンパク質と大豆タンパク質には必須アミノ酸が豊富ですが、他の植物性タンパク質にも人間の栄養としては十分なアミノ酸が含まれています。大豆とそれ以外の植物性タンパク質の違いを見極めようと、科学者たちがビーガン(厳格な菜食主義者)の女性の摂取量を分析しました。その結果、大豆でない植物性タンパク質はIGF‐1低値と関連づけられ、大豆タンパク質はIGF‐1高値と関連づけられたのです。
ディーン・オーニッシュによる前立腺がん生活習慣という研究では、低脂肪のビーガン食に大豆タンパク質を補給した食事はIGF‐1を上昇させるが、一方IGF結合タンパク質も増やすことがわかりました。つまり、大豆タンパク質の多少の摂取ではIGF‐1レベルにたいした影響をおよぼさないのです。
この研究成果で示唆されるのは、大豆タンパク質はIGF‐1を増やすものの、(IGF結合タンパク質で相殺するので)動物性タンパク質ほど危険でないということです。
しかし、大豆タンパク質だけを分離し濃縮したかたちで摂ると、IGF‐1生成が促されてしまいます。分離した大豆タンパク質を使った食事介入が行なわれた場合は、大豆を食べた場合と比較してIGF‐1の上昇量が大きいことがわかりました。
結論としては、そのままの大豆、またはあまり加工されていない大豆食品(豆腐やテンペ[テンペ=納豆に似たインドネシアの食品])ならば許容範囲ということです。しかし、分離した大豆タンパク質(パウダーなど)で筋肉増強を図ることはお勧めできません。
●「スーパー免疫力」は動物性タンパク質を減らすことから
高いレベルのIGF‐1は健康に有害です。がんと大きく結びついており、すべての死因による死亡率、心血管死亡率とも因果関係があります。動物性タンパク質と分離型大豆タンパク質を極力避けるのが、IGF-1レベルを安全レベルに維持するためのポイントです。IGF-1レベルが低くなりすぎても、健康に有益な植物性食品を幅広く摂っていれば心配ありません。
ぜひ覚えておいていただきたいのは、動物性タンパク質は、たとえ卵の白身や低脂肪の白身の肉でも、長寿に役立つものではないこと、がんがまん延している原因は、この社会のタンパク質過剰摂取信仰であるということです。「スーパー免疫力」は動物性タンパク質摂取量を世間的な平均よりかなり減らさないと達成できません。
●加工食品、動物性食品は総カロリーの10%未満に抑える
これで、スーパーフードがどんな食品で、「スーパー免疫力」のためになにを食べたらよいかがわかったと思います。では健康状態を維持するには、加工食品、フライドポテト、ピザ、ハンバーガー、チャーハンなど、よくない食べものはどの程度まで許されるのでしょうか。そして肉が好きな人は、どの程度の動物性食品なら食べても害にならないか知りたいはずです。
答えははっきりとはわかりません。だれも知らないはずです。ただ、私がこの20年で世界中の科学文献を検証してきたかぎりでは、加工食品、動物性食品を合わせて、総摂取カロリーの10%未満に抑えるのがよいようです。それ以上摂ると、健康に大きな害がおよびます。健康に有益でない食品は、だいたい1日1種類か2種類に抑えましょう。
たとえば1日の摂取エネルギー量が1400~1800キロカロリーの女性の場合、動物性食品、精製炭水化物食品(クッキーやパスタなど)を合わせて、150カロリーまでに抑えるのです。あとはすべて緑色野菜・豆類・種子類・ナッツ類など、自然の植物性食品から摂ってください。1日の摂取エネルギーが1800~2400キロカロリーの男性の場合、よくない食品は200カロリーまでです。
注)文中の太字は著者、青(細字・太字)は私によるものです。
追記1
本書では牛乳に多く含まれているカゼインに関する記述はありませんでした。そこで、「カゼイン」と「インスリン様成長因子1(IGF-1)」をキーワードに検索してみたところ、銀座東京クリニック 福田一典先生の『漢方がん治療を考える』というブログを発見し、カゼインとIGF-1との関連性を確認できました。
ここでは、最後のまとめに相当する箇所と、カゼインとインスリン様成長因子1(IGF-1)との関係が説明された箇所(2つ)の計3つを抜き出してご紹介させて頂きます。
【やはり「牛乳・乳製品はがんには良くない」と考えるべき】
インスリンとインスリン様成長因子(IGF-1)は大腸がんと乳がんの発がんを促進することが報告されています。したがって、疫学研究でインスリンやIGF-1の分泌を高める牛乳や乳製品が大腸がんや乳がんを予防するというデータが出ている点は解釈が困難です。他のファクターの関与が示唆されますが、総合的および理論的には、牛乳や乳製品はがんには良くないと考えておく方が妥当と思います。
[説明箇所1]
Milk consumption and circulating insulin-like growth factor-I level: a systematic literature review.(牛乳の摂取と血中インスリン様成長因子-I濃度:システマティックレヴュー)Int J Food Sci Nutr. 7:330-40. 2009
この論文では、前立腺がんの発生率と血中のインスリン様成長因子-Iの濃度、あるいは牛乳の摂取量が正の相関を示すという研究結果があることから、牛乳の摂取量が多い人ではインスリン様成長因子-Iの濃度が高いかどうかを確かめるために研究が行われています。
牛乳の摂取とインスリン様成長因子-Iの血中濃度に関する臨床試験で、2009年3月までに報告された英文の学術雑誌を検索し、15件の横断研究(cross-sectional studies)と8件のランダム化比較対照試験を選び出し、総合的に検討しています。
この論文の結論は「牛乳を多く摂取している人はIGF-Iの血中濃度が高い」、したがって「牛乳の摂取は血中のIGF-Iの濃度を高める可能性がある」ということです。
IGF-1はがんの発生や進展を促進することが知られています。IGF-Iはがん細胞の増殖を促進し、IGF-Iの血中濃度が高い人は、がんの予後が悪いというデータもありますので、がん患者にとっては牛乳の摂取は良くないと言えるかもしれません。
[説明箇所2]
牛乳に含まれるタンパク質の多くはホエイプロテイン(約20%)とカゼイン(約80%)です。これらのタンパク質はインスリンやインスリン様成長因子の産生を刺激するようなアミノ酸組成になっていることが示唆されています。その理由は、牛乳には、子牛の成長を促進する必要があるからです。
肉のタンパク質にも、これらのアミノ酸が含まれていますが、その組成は牛乳タンパク質に比べると、インスリンやインスリン様成長因子の産生を刺激する作用は弱いことが報告されています。
牛乳タンパクのうち、ホエイプロテンはインスリンの分泌刺激が強く、カゼインはインスリン様成長因子の分泌刺激が強いようです(下表)。
カゼインは乳タンパク質の80%を占め、チーズに多く含まれています。カゼインががんの増殖を促進することが指摘されていますが、インスリン様成長因子の産生と関係しているかもしれません。チーズはがんには良くない可能性が示唆されます。
タンパク質も摂り過ぎるとがんを促進しますが、その種類も重要です。ロイシン、イソロイシン、バリンの分岐鎖アミノ酸の豊富な牛乳や乳製品はがん細胞の増殖を刺激する作用が強いと言えます。あるいは、「牛乳タンパク質は、インスリンやIGF-1の分泌を刺激する活性を高めるような組成になっている」というのが正しいかもしれません。
自然治癒力を高める東洋医学の考え方[2]
『東洋医学との出会い、なぜ、癌代替医療に取り組むのか』
こちらは、大和薬品さまのサイトです。
追記2
もう一つ、参考となる情報を追加させて頂きます。
こちらは、「国立がんセンター、東京大学を経て2007年4月からボストンにて研究に従事」というキャリアを持ち、著書も出版されている大西睦子先生に関して書かれた、『大西睦子の健康論文ピックアップ』というブログからのものです。投稿は2012年8月16日、投稿者は堀米香奈子さまという方です。
『結論から言えば、1日あたり大きめのコップ3杯(240ml×3杯)までの牛乳・乳製品は安全で、がんの発症は増えないことが示されました。さらに著者らは今回の再調査に基づき、牛乳や乳製品を摂るのであれば、発酵乳、ヨーグルト、低脂肪の乳製品を選ぶよう推奨しています。ただし気になるのは、牛乳の生産を上げるために遺伝子組み換え牛成長ホルモン (recombinant Bovine Growth Hormone: rBGH)※2を使用した牛から採れた牛乳は、IGF-1の濃度が非常に高いことです(それについては最後に検討します)。』
この内容を拝見すると、「牛乳の評価は難しいなぁ」とあらためて思います。
そういえば、映画やドラマにでてくる外国人の飲食シーンを思いおこすと500㏄くらいは普通、1000㏄すらあまり珍しくないという雰囲気なので、そもそも日本人の牛乳摂取量の感覚とはだいぶ違うのだろうと思います。
追記3(2023年10月29日)
牛乳に関する驚くような記事を見つけましたのでご紹介させて頂きます。
“牛乳を飲むほど骨折が増える?ヨーグルトやチーズは?” (CareNetから)
”牛乳1日3杯以上で全死亡リスクが2倍/BMJ” (CareNetから)