2007年5月17日、HP(ヒューレット・パッカード)発祥の地であるガレージと住宅が、米国国立公園局により、史跡として登録されました。
「史跡」となるガレージ(1939年撮影)
画像出展:「ITmedia NEWS」
こちらはシリコンバレーの地図と景観です。
画像出展:「SEO’Brien」
画像出展:「The Guardian」
2007年5月というと、入社25年目ということで私が銀行のお客様を担当していた頃ということになります。そういえば、親しいお客様とそんな話をしていたことを思い出しました。
HPによって始まったシリコンバレーの熱気は広がり続け、今も世界を代表するIT企業がひしめいています。そんなシリコンバレーに対する誇りと憧れから、シリコンバレーの地図に企業のロゴがデザインされたカレンダーを飾って大切にしていたのですが、そのカレンダーは2017年のものであり、「古いカレンダーをいつまでも貼っているのは、さすがにマズイなぁ」とは感じていました。
ビフォー
何か探さねばと検索したところ、すぐにAllPostersという「世界最大級のポスター&絵画ショップ」を見つけました。
その種類も量も半端なく、まさに世界最大級ショップです。選ぶのは容易ではないと痛感しました。
そして、迷いましたが “絵画(印刷)” にしようと決めました。
土曜日の夜10時から、テレビ東京が放送している『美の巨人たち』は比較的よく観ています。日本人では、葛飾北斎、伊藤若冲、東山魁夷などが思い出されます。外国人では、ダビンチ、ゴッホなどが思い浮かびます。
「一番印象に残った絵は何だっただろう?」と考えたときに、あたまに思い浮かんだ絵が一面雪の風景に一羽の黒い鳥が描かれたものでした。確か放送の中では雪の描き方、光の表現の仕方が凄いというようなことを言っていたように思います。ただ、作品名も作者も覚えていませんでした。
まぁ、ドイツ、イタリアという感じはしなかったので、とりあえず「フランス」で検索してみたところ、候補の一つと考えていたゴッホの “夜のカフェテリア” が1列目(1列に3つ)に登場しました。そして、私が探していた絵はあっけなく2列目にありました。その絵の作者はクロード・モネ、作品名は“かささぎ 1869年”でした。
美の巨人たち
『今日の1枚は、美しい冬の油彩画、クロード・モネ作「かささぎ」。描かれているのは、夏の避暑地として名高いフランス北部の街エトルタ。多くの画家を魅了した地です。のちにモネにとっても重要な場所となりました。枯れた木々や降り積もる雪に覆われた、誰もいない白の世界。その中に存在感を放つ1羽の黒い鳥“かささぎ”が…。果たして“かささぎ”にはどんな秘密が隠されているのでしょうか。』
アフター
ちなみに、左端に黒く見える“かささぎ”は、羽を広げると特に美しい鳥であることが判明しました。なんとなく、”かささぎ”という題名にした理由が分かるような気がします。また、何故かこの絵を選んで良かったなと思いました。(届いた実物を見たら、黒と思っていた”鳥”のお腹は少し青がはいっていました)
画像出展:「BIRD FAN」
「札幌発野鳥観察」さまのサイトにたいへん綺麗な素晴らしい写真が掲載されていました。是非ご覧ください。 ”2/8 苫小牧でカササギに出会いました”
こちらがフランス北部、ノルマンディ地域圏の ”エトルタ” です。
画像出展:「ウィキペディア」
モネはこの ”エトルタ” の風景も、14年後の1883年に描いていました。
画像出展:「WikiArt」