衛生管理

1.使用する鍼

当院では患者様毎に専用鍼を用意し、2回目からは常に高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)にて完全滅菌された状態の鍼で施術を行います。また、当院で使用している鍼は柔らかくしなやかであるという特徴があります。

施術ではシャーレに入れた40本の鍼を使いますが、筋肉の硬さを取ることを目的に刺鍼する場合は、仰向け、うつ伏せ合わせて60か所以上に刺鍼することも珍しくはありません。このように数多くの刺鍼を行うためには、一連の鍼操作を連続して行えるという専用鍼の利点大きいと考えています。

なお、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)による滅菌とは、高温と圧力で飽和水蒸気を作り加熱するとで、すべての微生物を滅菌します。医学・生化学・工学などでも広く使用されています。

2.滅菌

鍼は使用後、鍼尖や全体に傷みがないかチェックし、品質が良くない場合は磨きクロスで研磨するか廃棄扱いにします。なお、廃棄は専用のBoxで保管し、量がまとまったら業者に依頼します。問題のない鍼は鍼尖に付着したタンパクや脂肪をエタノール消毒液を浸みこませたカット綿で拭き取り、個人毎の専用試験管に入れ、オートクレーブにて滅菌します。鍼管も同様にカット綿で拭き取った後、オートクレーブで滅菌します。当院では132度で10分間滅菌を行っています。

3.専用鍼の保管

専用試験管は氏名を記入することで取り違えをなくします。滅菌後は紫外線殺菌保管庫に入れ衛生的に保管されます。

4.患者着、ハンドタオル、枕カバー(紙)の取り扱い

施術に使われる患者着、ハンドタオル、紙製枕カバーは患者様毎に交換しています。

新型コロナウィルス対策(2020年6月20日追記)

①アルコール消毒を徹底します。

②マスクおよびメガネをご用意します。(メガネは防塵用のため効果は限定的です)

③施術中の換気については患者さまのご要望をお伺いします。

提供元:ケアネット

ウイルス伝播の予防に、人との物理的距離(physical distance、フィジカルディスタンス)1m以上の確保フェイスマスクおよび保護眼鏡の着用が有効であることが、カナダ・マックマスター大学のDerek K. Chu氏らによるシステマティック・レビューとメタ解析の結果、示された。解析は、6大陸・16ヵ国で行われた172件の観察研究など患者総数2万5,697例を含むデータを包含して行われ、フィジカルディスタンスが1m以上の場合、感染リスクは約82%減少、フェイスマスクの着用は約85%減少することが示されたという。COVID-19を引き起こす新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、人から人への感染が濃厚接触により拡大している。研究グループは医療機関および非医療機関(コミュニティなど)におけるウイルス伝播について、フィジカルディスタンス、フェイスマスク、保護眼鏡の影響を明らかにするため本検討を行った。Lancet誌オンライン版2020年6月1日号掲載の報告。』